2023.1.4
ハッセルブラッド XCD F3.5/120mm Macro レビュー
今日から2023年の仕事が初まった。
思えば昨年も変わらず慌ただしい一年を過ごさせていただいた。
対価を頂きながら新たなジャンルにも挑戦できたし、非常に勉強になった。
携わった案件の成果も上がった。
クライアントと仲間達に感謝する一年だった。
さて大晦日からたっぷり4日間も休んだおかげで、スタート早々仕事がかなり進んだ。
そんなわけで、昨年からスチール撮影で使っているハッセルX1DⅡ 50Cに、新たに加わったXCD F3.5/120mm Macro を装着。
120macroはモデル撮影でヘビーローテーションしたレンズだが、そういえば動かない被写体を久しく撮影していなかった。
なのでスタジオ内で数枚撮影した感想を。
Hasselblad X1DⅡ 50C・XCD F3.5/120mm Macro・f4.0・1/50・ISO400
スタジオの窓際に置いているソファ。ほぼ開放で撮影しているがピントが合っている部分のディティール、まったりとしたボケの抜けはさすがハッセル。
このエレガントな階調は、日本のカメラにはない味なんだろうと、撮影する度に感じさせてくれる。
スタジオの壁に当たる直射日光と、センチュリースタンドの影。センサーサイズが大きいので、RAWで撮影さえすればガリガリのコントラストでも階調がちゃんと残っている。この辺が中判カメラの真骨頂かもしれない。
Hasselblad X1DⅡ 50C・XCD F3.5/120mm Macro・f5.0・1/250・ISO200
こちらも黒の機材バックに直射日光が当たっているが、シャドーからハイライトまでちゃんと階調が残った。いつも思うが、ハッセルのレンズはモノクロに現像するとその良さが際立つ。
X1DⅡ 50CにXCD F3.5/120mm Macroを装着したサイズ感がこちら。
なかなかデカいレンズだが、意外と重さは感じない。
ちなみに、レンズのオートフォーカスは思ったより遅い。
が、ガンガンシャッターを押す仕事で使うわけではないのでこれもまた気にならない。
何よりもハッセルが醸すこのまったりとしてしっとりとした質感はちょっと他では味わえない。
上手く言えないが、そこにある空気までもが見える。そんな写真にしてしまう。
ハッセルブラッドの作例はこちらから。
プライベートのカメラレビューサイト(いろいろ載ってます)。
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